むせび泣く話

初参上、84でござる。


ところで昨日、3月4日は佐野史郎氏のお誕生日でしたね。
年齢不詳なあのお方もついに55歳。ゴーゴーファイブですよ。


てなわけで佐野氏が大好きなクトゥルー神話の話でも少々。

クトゥルー神話とはH・P・ラヴクラフトの描いた小説世界をもとに、ラヴクラフトの友人である作家オーガスト・ダーレス等の間で設定の共有を図り作り上げられた架空の神話体系のことであります。


邪神と人類の戦い、ならば月並みなファンタジーでよくある話です。
しかし、クトゥルーは外宇宙から飛来した邪神の圧倒的な力に人類が絶望しむせび泣くだけ、といったら語弊がありますが、まあそんな感じのホラーものの側面も持ち合わせています。

こっちの側面だけが注目されているような気もしますがね。


そのなかで作られてきた邪神やその他の暗黒生物たちは今ではゲームやその他小説のモチーフとして数多く登場しています。
有名なのはナイアルラトホテップじゃないでしょうか。


幻想文学といえばこれだろうと個人的には思うのですが、現在このサークルに読み手が少ないのが残念であります。

新年度にはクトゥルーで読書会をしたいと思っていますので、「ティンダロスがいい!」とか「銀の鍵の門に決まってるだろ!」といったリクエストがあれば感激にむせび泣きますが無いですか、そうですか。


以上、84 予想以上に長くなってしまったことを反省しつつ