『魔法使いハウルと火の悪魔』

こんにちは。 2年の灯子と申します。

5日18日に、ダイアナ・ウィン・ジョーンズ著「魔法使いハウルと火の悪魔」で読書会を行いました。

この作品は、少女のロマンスと自己肯定を軸にしたファンタジー小説で、くせの強い登場人物とストーリー展開が特徴と言われています。
特にストーリーについては、謎が解かれて主要登場人物二人が結ばれるラストについて、初読時にはあまりの急展開に理解できなかった、という人が多かったです。
私もその一人なのですが、とりわけ二人が結ばれる経緯は細やかな伏線が巡らされており、一読した後に憶測を飛ばしながら読み直すと、新しい発見が多く、なかなか楽しいと思います。

会では作品の魅力的なところや登場人物語りに終始してしまいましたが、会が終わってから考えると、他にも話したいことはたくさんあったように思えます。
また、進行もつたなく、開催にあたっての準備不足を反省しております。
しかしやはり、好きな作品について思うことを話せるという会は素敵だなとも思いました。
今回の課題を次回へ繋げ、また楽しい読書会を行いたい、と思っております。

参加者の皆さま、お疲れさまでした。

以上で、読書会の報告とさせていただきます。


2年 灯子