附属図書館学生選書企画

あけましておめでとうございます。
今年も愉快で幻想的な一年になりますように……。


さて今年で3回目となりました、学生選書企画です。
幻想研通年の宣伝活動として地味に浸透してきたんじゃないかと思います。
得体の知れない本20冊を並べました。小説・文芸選定不可により堅めの本が多いです。
入館ゲート入ってすぐのとこに配架。よかったら読んでくださいね。
幻想と怪奇〜評論・研究・民俗〜

1「幻想怪奇譚の世界」紀田順一郎 松籟社

幻想怪奇譚の世界

幻想怪奇譚の世界

2「魔女論〜なぜ、空を飛び、人を喰うか〜」大和岩雄 大和書房

魔女論 ?なぜ、空を飛び、人を喰うか?

魔女論 ?なぜ、空を飛び、人を喰うか?

魔女が空を飛ぶ理由を古代の太母信仰に遡り、魔女が人を喰うといわれた原因を山姥や吸血鬼伝承と関連させて追究する。豊富な図版・写真とともに新視点で解明する魔女論。(『魔女はなぜ空を飛ぶか』(1995)と『魔女はなぜ人を喰うか』(1996)の改題改訂・合本)《本棚の中の骸骨紹介文より》
3「大いなる神秘の鍵」エリファス・レヴィ 鈴木啓司訳 人文書院

大いなる神秘の鍵: エノク、アブラハム、ヘルメス・トリスメギストス、ソロモンによる

大いなる神秘の鍵: エノク、アブラハム、ヘルメス・トリスメギストス、ソロモンによる

『高等魔術の教理と祭儀』、『魔術の歴史』に続く、1861年に成った近代オカルティズムの祖レヴィによる魔術三部作の完結篇。《人文書院HPより》
4「江戸怪奇標本箱」藤巻一保著 花輪和一画 柏書房

江戸怪奇標本箱

江戸怪奇標本箱

詳細:柏書房HP
5「心霊写真は語る」一柳廣孝 青弓社

心霊写真は語る (写真叢書)

心霊写真は語る (写真叢書)

詳細:青弓社HP
6「宗教地獄絵 残虐地獄絵」吉田八岑・田中雅志共著 大和書房

宗教地獄絵 虐殺地獄絵

宗教地獄絵 虐殺地獄絵

7「生首考 夜長姫叢書1」蜂巣敦 パロル舎

生首考 (夜長姫叢書)

生首考 (夜長姫叢書)

斬り落とされた首は何を語るのか-介錯・首狩・殺人…社会的憎悪の紋章としての生首を解読。《ブックデータベースより》
8「とうほく妖怪図鑑」山口敏太郎 無明舎出版

とうほく妖怪図鑑 (んだんだブックス)

とうほく妖怪図鑑 (んだんだブックス)

詳細:無明舎出版HP
9「新人物感覚1 風神の袋」高山宏 羽鳥書店
10「新人物感覚2 雷神の撥」高山宏 羽鳥書店
詳細:羽鳥書店HP


大正ロマンと児童ミステリ
11「少年少女昭和ミステリ美術館」森英俊野村宏平編著 平凡社

詳細
12江戸川乱歩と少年探偵団」堀江あき子編 河出書房新社

江戸川乱歩と少年探偵団 (らんぷの本)

江戸川乱歩と少年探偵団 (らんぷの本)

詳細:河出書房新社HP
13「こどもパラダイス」堀江あき子・谷口朋子共編 河出書房新社

詳細:河出書房新社HP
14初山滋 永遠のモダニスト」竹迫祐子編 河出書房新社

初山滋―永遠のモダニスト (らんぷの本)

初山滋―永遠のモダニスト (らんぷの本)

詳細:河出書房新社HP


ビジュアル・画集・挿絵
15「おとぎ話の幻想挿絵」海野弘編著 パイインターナショナル

おとぎ話の幻想挿絵

おとぎ話の幻想挿絵

印刷技術が発達し、イラストが写真に取って代わられる寸前、挿絵は最も輝きを放ち、芸術の域にまで高められました。日本では資料の少ない貴重な図版を贅沢に200点以上収録。《出版社HPより》
16「ジョルジュ・バルビエ 優美と幻想のイラストレーター」海野弘編著 パイインターナショナル

ジョルジュ・バルビエ-優美と幻想のイラストレーター- (西洋アンティーク図版本シリーズ)

ジョルジュ・バルビエ-優美と幻想のイラストレーター- (西洋アンティーク図版本シリーズ)

アール・デコ期に、優美さとモードを融合し華々しい作品を生み出したバルビエ。本書は、ロマンティックな物語挿絵やエレガントなファッション画など、未公開図版を含め約270点を収録した豪華作品集。《出版社HPより》
17「幻想の挿絵画家 カイ・ニールセン」海野弘編著 マール社

幻想の挿絵画家 カイ・ニールセン

幻想の挿絵画家 カイ・ニールセン

詳細:マール社HP
18宇野亜喜良 少女画六つのエレメント」近代ナリコ編 河出書房新社

宇野亜喜良---少女画 六つのエレメント (らんぷの本)

宇野亜喜良---少女画 六つのエレメント (らんぷの本)

詳細:河出書房新社HP
19「特装版 松井冬子画集」エディシオン・トレヴィル
詳細:出版社HP
20「近代ニッポンしおり大図鑑」山田俊幸監修 国書刊行会

近代ニッポン「しおり」大図鑑

近代ニッポン「しおり」大図鑑

明治から戦後に到る「しおり」のキッチュで楽しい大図鑑! 忘れられていた豊かなビジュアル世界がオールカラーで甦る。懐かしくも美しい、そして儚いオマケの美学が300点を超える美しい画像で初めて明らかに。(国書刊行会HPより)
詳細:国書刊行会HP

3「猟奇博物館へようこそ」加賀野井秀一 白水社

猟奇博物館へようこそ ─ 西洋近代知の暗部をめぐる旅

猟奇博物館へようこそ ─ 西洋近代知の暗部をめぐる旅

解剖学ヴィーナス、デカルトの頭蓋骨、腐敗屍体像にカタコンベ、奇形標本……あやしくも美しい、いかがわしくも魅惑的な、あっと驚く異形のコレクション案内。(白水社HPより)
詳細:白水社HP
文責:門前(3年)